【MTG新カードレビュー】《レンと次元壊し》は強い!?【機械兵団の進軍】

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2023年3月25日、マジック:ザ・ギャザリング公式から《レンと次元壊し》が発表されました。収録は4月21日発売の『機械兵団の進軍』です!

3マナと軽い上に、初期忠誠度が4と高めです!
各能力について、分けて考察していますので参考までにご覧ください。

目次

常在型能力は自分の土地から好きな色マナが出せるように!

常在型能力は【あなたがコントロールしているすべての土地は「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。】というもの。

カルドハイムで登場した《世界樹》の持つ能力と同じ効果ですね。
ヴォリンクレックスがカルドハイムから持ち帰った世界樹の樹液。そこから作られた世界樹もどき、『次元壊し』と合体したレンがその能力を得ているのはフレイバーに富んでいます。

現状、この常在型能力は地味ながら多色デッキではかなりありがたい能力です。
特に根本原理サイクルのようなマナ拘束が強烈な分、強力な効果を持つカードを採用する場合は有効に発揮します。
また《レンと次元壊し》が盤面にいれば《血染めの月》を無力化できるのも多色デッキとしてはポイントが高いです。

+1能力は、土地1枚を次の自分の番まで3/3速攻、警戒、呪禁持ちの生物に!

+1能力は、「あなたがコントロールしている土地最大1つを対象する。次のあなたのターンまで、それは警戒、呪禁、速攻を持つ3/3のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。」という能力。

注意点としてはクリーチャー化した土地がアンタップしないところ。
《世界を揺るがす者、ニッサ》などはクリーチャー化した土地をアンタップできたため、フルタップでキャストしたあとに土地をクリーチャー化してブロッカーにするできましたが、《レンと次元壊し》はそれができません。

とはいえ後述する奥義が強力なため、+1で忠誠度を上げることは相手にとってもプレッシャーになります。クリーチャー化した土地は呪禁持ちで、単体除去での対象に取れないことから《レンと次元壊し》を守る良い壁になります。

また、《屑鉄食らい》などのマナクリを経由すれば3ターン目に《レンと次元壊し》をキャストしながら3/3の壁を立てることもできます。

他には、クリーチャー化した土地が呪禁を持っていることを盾にして、《不屈の独創力》のような踏み倒しのコストにするという使い方もできそうです。きつい色拘束も前述の常在能力がカバーしてくれる点も相性が良いですね。

-2能力は、3枚切削し、その中からパーマネントを手札に回収する能力!

-2能力は、「カード3枚を切削する。あなたはその切削したカードの中からパーマネント・カード1枚をあなたの手札に加えてもよい。」という能力。

3マナのプレインズウォーカーが持つ-2能力でアドバンテージを稼ぐ能力ということで《覆いを割く者、ナーセット》を思い出します。
《レンと次元壊し》の場合、手札に入れなかったカードは墓地に落ちるため、《大スライム、スローグルク》など墓地を活用するカードと高相性です。

3ターン目にフルタップで《レンと次元壊し》をキャストした場合、手札の状況によっては-2から入ってアドバンテージを回復するケースもありそうです。
しかし、回収できるのはパーマネントに限られるため、構築を墓地利用に寄せない限りは強く使えないように感じます。

-7の奥義は、墓地の土地やパーマネント呪文を唱えられる紋章を得る能力!

-7の奥義は、「あなたは「あなたはあなたの墓地から土地をプレイしたりパーマネント・呪文を唱えたりしてもよい。」を持つ紋章を得る。」という能力。

土地、パーマネント限定とはいえ、あの《死の国からの脱出》を思わせる能力で奥義にふさわしいと言えそうです。

墓地にリソースがない状態で-7を使っても、奥義で墓地に落ちた《レンと次元壊し》を再び唱えたのち、-2能力でリソースを稼ぐこともできるため、一枚で完結した動きも可能です。

《腐れ花》など、増殖能力を持つカードを組み合わせて奥義を目指してもよいでしょう。

下環境で奥義到達は非現実的ではありますが、一応《水蓮の花びら》と奥義を組み合わせればそれだけで無限マナが生み出せます。

【まとめ】《レンと次元壊し》の評価は…!

考察は以上になりますがいかがでしたでしょうか。

個人的には特定のデッキでは居場所があるグッドカード、といった評価です。
+1能力で土地が起きれば壊れカードだとは思いますが、最近のウィザーズは調整がうまいですね…

みなさんの評価はどんなものでしょうか。
この記事を参考にしていただければと思います。

では、よいマジックライフを!

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