MTGには、プレイ・ブースターやコレクター・ブースター、Bundleなど、さまざまな商品があります。
その中でも少し分かりにくいのが「Draft Night(ドラフト・ナイト)」。
プレイ・ブースターが12パックも入っているほか、コレクター・ブースターや基本土地などもセットになっていますが、
「普通のブースター商品とは何が違うの?」「何のための商品?」
と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
Draft Nightは、4人で「ピック2・ドラフト」を遊ぶために作られた商品です。
この記事では、Draft Nightの内容物や遊び方、通常のブースタードラフトとの違いなどを分かりやすく解説します。
また、2026年10月2日発売の『マジック:ザ・ギャザリング | リアリティ・フラクチャー』のDraft Nightについても紹介します。
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Draft Night(ドラフト・ナイト)とは?
Draft Night(ドラフト・ナイト)は、4人で「ピック2・ドラフト」を楽しむために必要なカード類をまとめた商品です。
2026年1月23日発売の『ローウィンの昏明』で新商品として登場しました。
ここで少し分かりにくいのが、「Draft Night」と「ピック2・ドラフト」の違いです。
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| Draft Night | 4人でピック2・ドラフトを遊ぶための商品 |
| ピック2・ドラフト | 1回のピックでカードを2枚選ぶドラフト形式 |
つまり「Draft Night」は商品名で、実際の遊び方(フォーマット)が「ピック2・ドラフト」です。
ピック2・ドラフト自体は2025年6月に、新たな公式フォーマットとして発表されました。
Draft Nightには4人分のプレイ・ブースターをはじめ、デッキ構築に使用する基本土地なども入っています。
「4人で集まってドラフトを遊びたい」というときに、必要なカード類をまとめて用意できる商品と考えると分かりやすいです。
Draft Nightと通常のブースタードラフトの違い
Draft Nightで遊ぶ「ピック2・ドラフト」と通常のブースタードラフトは、どちらもブースターパックを開封し、カードを選びながらその場でデッキを作って対戦する遊び方です。
大きな違いは、一度に選ぶカードの枚数です。
| 通常のブースタードラフト | ピック2・ドラフト | |
|---|---|---|
| 1回に選ぶカード | 1枚 | 2枚 |
| 1人が使用するパック | 3パック | 3パック |
| Draft Nightでの人数 | ― | 4人 |
通常のブースタードラフトでは、パックから欲しいカードを1枚選び、残りのカードを隣のプレイヤーへ渡します。
ピック2・ドラフトでは、同じようにパックを順番に回していきますが、一度に2枚のカードを選びます。
一度に2枚を選ぶことでピックする回数が少なくなり、4人でも短い時間でドラフトを楽しめるように設計されています。
なお、公式のフォーマットページではピック2・ドラフトのプレイヤー数を「4~7人」としていますが、
Draft Nightは4人で遊ぶことを想定した商品です。
ピック2・ドラフトの遊び方
Draft Nightでは、4人のプレイヤーがそれぞれ3パックのプレイ・ブースターを使用します。
4人分で合計12パック。
Draft Nightにプレイ・ブースターが12パック入っているのはこのためです。
基本的な流れは次のとおりです。
- 1パック目を開封し、カードを2枚選ぶ
- 残りのカードを左隣のプレイヤーへ渡す
- 隣から受け取ったカードから2枚を選び、再び左へ渡す
- カードがなくなるまで繰り返す
- 2パック目は渡す方向を右に変更する
- 3パック目は再び左へ渡す
パックすべてのドラフトが終わると、各プレイヤーの手元には選んだカードが約42枚集まります。
そこに基本土地を加えて、40枚のデッキを作ります。
4人でドラフトを行いますが、対戦自体は4人対戦ではなく通常の1対1です。
公式では、まず2組に分かれて1回戦を行い、その後に「勝者同士」「敗者同士」で対戦する2回戦制が紹介されています。
Draft Nightには何が入っている?
これまでに発売・発表されているDraft Nightには、ドラフトに使用するプレイ・ブースターだけでなく、基本土地やトークンなどもまとめて収録されています。
基本的な内容は次のとおりです。
| 内容 | 数量 |
|---|---|
| プレイ・ブースター | 12パック |
| コレクター・ブースター | 1パック |
| 非フォイル仕様の基本土地 | 90枚 |
| 非フォイル仕様の両面トークン | 10枚 |
| ドラフト・ガイド | 1枚 |
プレイ・ブースター12パックは、4人がそれぞれ3パックずつ使用するためのものです。
さらに基本土地が90枚入っているため、ドラフト後に選んだカードへ基本土地を加え、その場でデッキを組むことができます。
コレクター・ブースター1パックは何に使う?
Draft Nightには、プレイ・ブースター12パックとは別にコレクター・ブースターが1パック入っています。
このコレクター・ブースターは、ドラフトには使用しません。
公式では、ドラフト後の対戦で最終的に勝ったプレイヤーへの賞品として使用する方法が紹介されています。
そのため、「4人用の商品なのに、なぜコレクター・ブースターだけ1パック?」という場合は、
ドラフトで4人に配るためのものではなく、賞品として楽しむために付属していると考えると分かりやすいですね。
Draft Night限定のカードやプロモはある?
Draft Nightという専用商品を見ると、
「この商品でしか手に入らないカードがあるの?」と気になる方もいるかもしれません。
これまでに発売・発表されているDraft Nightでは、Draft Night限定のカードやプロモカードは確認できません。
収録されているプレイ・ブースターとコレクター・ブースターも、それぞれのセットで通常販売されているものです。
一方で、Draft Nightの特徴は「4人でドラフトを遊ぶためのものが、ひとつの箱にまとまっていること」。
4人分のプレイ・ブースター12パックに加えて、
デッキ構築に使える基本土地が90枚、ゲーム中に使える両面トークンが10枚付属しています。
通常、ドラフトを遊ぶ場合はブースターパックとは別に基本土地を用意する必要がありますが、
Draft Nightなら土地までセットになっているため、必要なものを個別に揃える手間がありません。
さらに、コレクター・ブースター1パックは対戦後の賞品として楽しむこともできます。
限定カードを目当てに購入する商品ではありませんが、
「4人で集まってドラフトを遊ぶ」という目的なら、必要なものをまとめて用意できるのがDraft Nightの便利なところです。
『リアリティ・フラクチャー』Draft Night
2026年10月2日発売の『マジック:ザ・ギャザリング | リアリティ・フラクチャー』でもDraft Nightが発売されます。
『リアリティ・フラクチャー』は、ジェイスが作り出した現実の鏡像「模倣宇宙」をテーマにしたセットです。
Draft Nightには、次の内容が収録されています。
| 内容 | 数量 |
|---|---|
| 『リアリティ・フラクチャー』プレイ・ブースター | 12パック |
| 『リアリティ・フラクチャー』コレクター・ブースター | 1パック |
| 非フォイル仕様の基本土地 | 90枚 |
| 非フォイル仕様の両面トークン | 10枚 |
| ドラフト・ガイド | 1枚 |
発売日は2026年10月2日、価格は13,669円です。
『リアリティ・フラクチャー』には10種類の2色アーキタイプがある
『リアリティ・フラクチャー』でドラフトを遊ぶ際に知っておきたいのが、
色の組み合わせごとに用意された10種類のドラフト・アーキタイプです。
アーキタイプとは、簡単にいえば「そのデッキがどのような戦い方を目指すのか」という大まかなテーマのこと。
『リアリティ・フラクチャー』では2色の組み合わせ10通りそれぞれに異なるテーマが設定されています。
| 色の組み合わせ | テーマ | 簡単な特徴 |
|---|---|---|
| 緑白 | Life Gain | ライフを得ることを活用する |
| 白青 | Surveil | 「諜報」でライブラリーや墓地を整える |
| 青黒 | Threshold | 墓地のカードを増やして「スレッショルド」を活用する |
| 黒赤 | Face Burn | 対戦相手へ直接ダメージを与えることを活用する |
| 赤緑 | Ramp | マナを増やして大型カードにつなげる |
| 赤白 | Aggro | クリーチャーで積極的に攻める |
| 緑青 | Jace | ジェイスを軸に戦う |
| 白黒 | Attrition | 相手とリソースを交換しながら消耗戦を狙う |
| 青赤 | Spellslinger | インスタントやソーサリーなどの呪文を活用する |
| 黒緑 | Midrange | 中盤以降に強いクリーチャーなどで戦う |
10種類のアーキタイプは、「ヘクスヘイヴン」の5つの学院をもとにした5組と、5人のプレインズウォーカーをもとにした5組に分けて設計されています。
さらに白・青・黒・赤・緑にはそれぞれ中心となるテーマが設定され、そのテーマが2つの色の組み合わせを支える構造になっています。
Draft Nightでカードを選ぶ際は、こうした色ごとのテーマを意識すると
「どのカードを集めて、どんなデッキを作るか」を考えやすくなります。
すべてのアーキタイプを覚えてから遊ぶ必要はありませんが、気になる2色のテーマを確認しておくと、
『リアリティ・フラクチャー』で初めてドラフトを遊ぶときの目安になります!


Draft Nightはどんな人に向いている?
Draft Nightは、4人で集まってMTGを遊ぶ機会がある方に向いている商品です。
特に「ドラフトをやってみたいけれど、必要なブースターや基本土地をそれぞれ用意するのは大変」という場合は、Draft Nightひとつでドラフトとデッキ構築に必要なカード類をまとめて用意できます。
普段は構築戦や統率者戦を遊んでいる4人で、いつもとは違った遊び方を楽しんでみるのも良いです。
公式でもピック2・ドラフトは、『統率者戦と組み合わせて遊びたいグループにおすすめ』のフォーマットとして紹介されています。
一方、Draft Night限定のカードやプロモカードが収録されている商品ではないため、限定カードの収集を目的とする商品とは少し性格が異なります。
また、MTGのルールをまったく知らない4人が、Draft Nightだけを購入してすぐに遊び始めるような初心者向けセットでもありません。
Draft Nightは「MTGを始めるための商品」というより、すでにMTGを遊んでいる仲間と4人でドラフトを楽しむための商品と考えると分かりやすいです。
まとめ
Draft Night(ドラフト・ナイト)は、4人で「ピック2・ドラフト」を楽しむための商品です。
4人分のプレイ・ブースター12パックや基本土地など、ドラフトとデッキ構築に必要なカード類がひとつの箱にまとめられています。
限定カードを収集するための商品ではなく、普段一緒にMTGを遊んでいる4人で、いつもとは違う遊び方を楽しみたいときにぴったりの商品です。
『リアリティ・フラクチャー』では10種類の2色アーキタイプが用意されているため、それぞれのテーマも参考にしながらピック2・ドラフトを楽しんでみてください。



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また本記事はWizards of the Coast公式のものではなく、完全に非公式のファン作成記事です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。















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