マジック:ザ・ギャザリング公式から『ローウィンの昏明』のファーストルックが公開されました!
前回のローウィン次元当時、私はMTGを離れていたため、今回が初めてのローウィン次元体験になります。
本記事では、公開内容のまとめと、スタンダードで注目のカードをピックアップしてレビューしていきます!
ローウィンの昏明 ファーストルックまとめと個別評価レビュー!
ローウィンの昏明の商品ラインナップについては以下のとおり!
【注目ポイント】
・久しぶりにスタンダードの構築済みデッキが発売される
・Draft Night(英語版)という、気軽にピック2・ドラフトを楽しむため商品が発売される
⇒ピック2・ドラフト用のプレイ・ブースター12パックと基本土地90枚(非フォイル)付き
オマケでコレクター・ブースター1パックも付いている
・プレリリース・パックに付属しているプロモカードから日付の箔押しがなくなる
予約を探す際は以下のリンクからご確認いただけます
(11月~12月くらいから予約開始されることが予想されます。)
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Rebecca Guay氏がアートを手掛けたシリアル番号付きの《苦花を携える者》
今回の大目玉のカードはRebecca Guay氏が書き下ろしたシリアル番号付きの《苦花を携える者》!
Rebecca Guay氏はモーニングタイドで登場した名カード《苦花》を描いた人なので欲しい人も多いのではないでしょうか。
《苦花を携える者》の「寓話」ショーケースフレーム版と通常版は以下のとおり。
カード評価
壊れとまではいかないまでもかなり強い!
現スタンダードでは《悪夢滅ぼし、魁渡》を使った青黒ビートダウンデッキが存在しています。
そちらでの採用も検討されそうですが、個人的には《威名のソルジャー、セフィロス》を利用したサクリファイスデッキに定着しそうだなと思っています。
《苦花を携える者》を2ターン目のエンド前に出し、アップキープにトークンを生成。
その後、3ターン目に《威名のソルジャー、セフィロス》を展開し、トークンをサクってアドバンテージに繋げられます。
そして以降のターンも《苦花を携える者》は毎ターンサクリ用のトークンを生成してくれます。
《過去立たせ》にも対応していますし、生成したトークンで厄介なデカい飛行クリーチャーもチャンプブロックできるようになります。
《苦花を携える者》は黒黒ダブルシンボルもキツいので、黒が中心のデッキで活躍させやすいのではないでしょうか。
空虚
単体の運用だけでもマナの払い方で3種類の使い方があります。
・白白想起:マナ総量3以下のクリーチャーをリアニメイト
・黒黒想起:クリーチャー一体に-1/-1カウンターを3個置く
・白白黒黒2で唱える:上記2つの効果を同時に誘発させる3/5クリーチャー
カード評価
オルゾフピクシーで是非試したい一枚!
リアニメイト先として強力なマナ総量3以下のカードは色々ありますが、色が合うカードならやっぱり《コスモグランドの頂点》!
既存のデッキとしてはオルゾフピクシーが筆頭でしょう!
《空虚》を汎用除去としての運用もしつつ、《コスモグランドの頂点》が倒された場合のリアニメイトプランも取れます。
瞬速持ちの《陽光真珠の麒麟》やで《ロザリアの心、アンブロシア》あれば、《空虚》を想起で唱えながらサクられる前にバウンスして、再利用することも。
欺瞞
こちらも単体の運用だけでマナの払い方で3種類の使い方があります。
・青青想起:土地でないパーマネント1つをバウンス
・黒黒想起:土地でないカード1枚をハンデス
・青青黒黒2で唱える:上記2つの効果を同時に誘発させる5/5クリーチャー
青青黒黒2で通常キャストした場合は、土地以外をバウンスした後に土地以外好きなカードをハンデスすることができるので、状況によっては盤面の土地以外のパーマネント1つを墓地に送ることもできます。
この動きは昔あった《はね返り》というカードに似ており、青黒で対処しにくい置き物に触れる点が優秀です。
カード評価
青黒のコントロールデッキで非常に強力なカード
普通にハンデスやバウンスとして使っていくのも弱くはないです。
強力なのは《スーペリア・スパイダーマン》とのシナジーですね!
2,3ターン目に《欺瞞》を想起で使用し、墓地に置きます。
そして4ターン目以降は《スーペリア・スパイダーマン》で再利用!
《スーペリア・スパイダーマン》は唱えたことになるので青青黒黒でキャストすれば、墓地にある《欺瞞》の能力を両方誘発させることができます!
《欺瞞》を通常キャストしてフィニッシャーとしても運用できるので、序盤から終盤まで活躍する新たなコントロールデッキの相棒として強力な1枚です
払暁をもたらすもの、エイルドゥ/黄昏をもらたすもの、イシルー
表面の《払暁をもたらすもの、エイルドゥ》はすべてのクリーチャー呪文に召集を付与する効果、
裏面の《黄昏をもらたすもの、イシルー》はこれでもトークンでもないクリーチャーすべてに頑強を付与する効果を持っています。
これはなんだが面白いことができそうだ…
カード評価
二つの無限コンボルートを備えた新デッキができる!(強いかは知らない)
無限コンボ①
《払暁をもたらすもの、エイルドゥ》+《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》2枚+《チビボネの加入》
手順
① 《払暁をもたらすもの、エイルドゥ》と《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》、《チビボネの加入》が場にある状態
② 召集で《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》から白マナを出し、2枚目の《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》をウェブスリングで唱える。
③ ②をループしている間に《チビボネの加入》の誘発で無限ライフルーズ&切削
ちなみに《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》は《ウェブスリンガー、スパイダーマン》でも代用可能ですし、2枚のうち1枚は《養育するピクシー》でもよいです。
《養育するピクシー》は《チビボネの加入》を再利用しながらビートブランも取れますね。
無限コンボ②
《黄昏をもらたすもの、イシルー》+《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》+《メイおばさん》+《影の帯の盲信者》
手順
① 《黄昏をもらたすもの、イシルー》と《メイおばさん》、《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》、《影の帯の盲信者》が場にいる状態を作る
② 《影の帯の盲信者》で《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》を生け贄
③ 《黄昏をもらたすもの、イシルー》の頑強付与効果で《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》は-1/-1カウンターが乗って復活する
④ 《メイおばさん》の効果で蜘蛛である《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》は+1/+1カウンターを置いた状態で戦場に出るため、-1/-1カウンターと相殺
⑤ ②~④をループして無限ライフゲイン&無限諜報
⑥ 無限諜報で《チビボネの加入》を探して置くことができればそのまま無限ライフルーズ、無限切削!
以上、ちょっとコンボ枚数が多いですが、両面とも無限コンボに繋がっているのが面白いかなと思いました。
しかもスタンダードで遊ぶことができるところがポイントかなと。
でもこれで遊ぶなら統率者戦で《払暁をもたらすもの、エイルドゥ》をジェネラルにした方がよいかもしれませんね。
易変の探検者
多相を持つことと、戦場に出たときに「変わり谷・トークン」を生成する変わったクリーチャー。
カード評価
ランプよりはコントロール寄りのデッキで輝きそうなカード。ライバルは《ホーントウッドの大主》?
多色のランプデッキで使用するなら《ホーントウッドの大主》のほうが素のサイズも大きいので強い印象です。
ランプデッキに寄せるよりは《易変の探検者》ランプしつつ、全除去などで盤面を捌きながら「変わり谷・トークン」でコツコツ攻める戦い方がよいでしょうか。
構築スキルが試される面白いカードです!
ショックランドの再録!
みんな大好きショックランドが再録されます!
久遠の終端で先に再録されたものと合わせて全10種がスタンで使えるようになります。
最強クラスの土地なので強さは言うまでもないでしょう。
今回はボーダーレス・リバーシブル版ショックランドというバージョンも収録されます。
片面がローウィンを、もう片面がシャドウムーアを表現しているようです。

神聖なる泉(ローウィン)

神聖なる泉(シャドウムーア)

血の墓所(ローウィン)

血の墓所(シャドウムーア)

寺院の庭(ローウィン)

寺院の庭(シャドウムーア)

蒸気孔(ローウィン)

蒸気孔(シャドウムーア)

草むした墓(ローウィン)

草むした墓(シャドウムーア)
その他 公開されたカードまとめ
最後に
今回は『ローウィンの昏明』ファーストルックから、気になったカードを中心に紹介しました。
皆さんはどのカードに注目していますか? コメントやXで教えてください!
※予約を探す際は以下のリンクからご確認いただけます
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